ヘグラー管とは・・・・。
ヘグラー管とは
高耐圧ポリエチレン管協会(HIPPA)は、コルゲート管に求められる管剛性・水密性・気密性・原料強度等の各要素において耐圧ポリエチレンリブ管(JISK6780)の規格に基づく新たな規格HIPPAS03:2023を制定した。
この最新の規格に対し、ヘグラー管は管剛性・水密性・気密性・原料強度及び、その他の全ての性能を満足する管材であることを実証した。
又、使用する原材料は、耐圧ポリエチレンリブ管用に開発された高強度な高密度ポリエチレンであり、剛性においては、管剛性60(kN/m2)の数値を満足することも実証されている。その他、協会独自の試験として道路埋設下での使用を想定し、浅層埋設におけるT-25の相当荷重を10万回載荷する繰返し載荷試験や、長期特性を確認する目的で1000時間にもおよぶ長期外圧クリープ試験を実施し、埋設管の変形特性を明らかにする事による安全評価もなされている。
併せて、ヘグラー管はヨーロッパでは数十年前より道路横断、道路縦断管などの永久構造物としての使用実績があり、真空・低水圧・高水圧の規格試験であるヨーロッパ規格PrEN1277もクリアする実力を有している、このようにヘグラー管は新たな管材の位置づけと言えるものとなっている。
管の構造
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● 管本体部は、中空リブ構造による高い剛性
剛性の高い中空リブ構造を採用することにより耐圧ポリエチレンリブ管の管剛性R60を確保。
● 受口部の確かな剛性
受口部は2重構造とリブ形状により確かな剛性を確保。
● HGゴムガスケット
高い水密性、気密性を確保する為にデザインされた特徴的な形状を採用。
● HGライン
高品質・高性能などの信頼を表す有色のライン。

規格性能 試験項目
高耐圧ポリエチレン管協会(HIPPA)が耐圧ポリエチレンリブ管(JIS K 6780)の規格に基づき、
新たに制定した最新性能試験項目。
①引張降伏応力
耐圧ポリエチレンリブ管 JIS K6780と同じ高剛性原料を使用。
規格値27N/㎟以上を確認。
②たわみ強さ
管剛性R60の5%偏平時の規格荷重値以上であることを確認。
③偏平性
圧縮降伏応力が呼び径の50%まで圧縮で現れないことを確認。
④気密性
接続部内部を20kPaに減圧し、1分管保持し漏れはなく 高い気密性を
確保されていることを確認。
⑤環境応力亀裂性
50%亀裂発生時間が500時間以上を確認。
⑥耐薬品性
各試験液とも質量変化量が±0.2mg/㎠以内であるこ とを確認。
⑦耐候性
引張破断伸びが350%以上であることを確認。
⑧カ ー ボ ン 分 散
グレード3以下であることを確認。
※ 耐候性を向上させるために添加したマスターバッチ
(カーボンブラック)が均等に分散していることを
確認する試験。
⑨カーボン濃度
0.7%~1.2%であることを確認。
※ 耐候性を向上させるために添加したマスターバッチ
(カーボンブラック)が定められた濃度であることを
確認する試験。
道路下埋設管としての性能評価
共同研究:国立研究開発法人 農研機構 農村工学研究部門と高耐圧ポリエチレン協会の共同で長期的な埋設挙動の解明を行った。
●繰り返し載荷試験
繰り返し荷重に対する安全性を評価するために、管を地中に埋設し、T-25相当の荷重(100kN)を10万回載荷。
10万回の載荷を受けた後でも、管には有害な損傷は生じなかった。
ヘグラー管は、交通荷重の繰り返し荷重に十分に耐えることができ、道路埋設の仕様に支障がないを確認。

●外圧長期クリープ試験
一定荷重(5%偏平時の規格たわみ荷重)を負荷した時のクリープ特性を確認する。
2.0kNを長期間載荷し、耐圧ポリエチレンリブ管と同様な長期性能を有する管であることを確認。

水密、気密性能評価
● PrEN1277(欧州において雨水排水管に求められる規格)
非圧力埋設用の熱可塑性プラスチック管における、エラストマーシールリングタイプジョイントの気密性の試験方法
気密、低水圧、高水圧ともに漏れはなく、高い気密性及び水密性を確認。
※接続部の偏平:挿入管側を10%偏平、受口側を5%偏平し評価。
※水圧について:低水圧(0.005MPa)、高水圧(0.05MPa)の各条件において評価。

● NEXCO試験方法 (高密度ポリエチレン管の水密試験方法 126-2013)
漏れはなく、高い水密性を確認。
接続部:5%偏平
ソケット部曲げ角度:3°曲げ
水圧:0.05(MPa)
● 負圧試験(JSWAS K-15-2001 下水道用リブ付ポリエチレン管)
接続部を直線、曲げ、偏平、偏平曲げ、偏心偏平のそれぞれの条件において負圧0.078MPaを加え、
1分管保持し漏れがないことを確認。
● 曲げ水密性試験(φ400)
地震による地盤の歪みや、軟弱地盤における不同沈下等を受けたと想定。
ヘグラー管φ400の継手部からの漏水の有無を検証。
結果は許容曲げ角度4°においても漏水なし。
● 曲げ水密性試験(φ1000)
許容曲げ角度の性能検証として接続部にて6°曲げ、水深 1.2mでの漏水の有無を検証。
結果は漏水なし。
長さ調整
受け口、挿し口の固定された管は、現場での長さ調整が不可能であった。
しかし、ヘグラー管は現場配管計画において、波形状ピッチの範囲で長さ調整が、その場で可能。
(管剛性、気密性等の性能は同じ)

● 調整方法

【施工事例】農業用水仮廻し管 <ダイポリンヘグラー管Φ300>

農業用水路を切り回しにて露出配管で長期間使用する工事でした。そのため耐候性に優れ、高い水密性が必要とされたため、ヘグラー管(高耐圧ポリエチレンコルゲート管を採用頂きました。


